} I言語 Lesson5 家計簿の本番移行の学習


●家計簿のシステムは開発を終えた事とし、本番に移行する学習をします。
●学習の時点では余り本番での使用を想定していなかったので、ここで本番に向けて最後の調整作業を行います。

(1.1)家計簿実表の食費は分類を使用する事にしたので列を削除します。

(1.2)データ辞書の食費も不要となったので削除します。

(2.1)新家計簿更新で年月日の検索項目の当日の年月を初期値として設定し、そのまま検索すると、当月のみ表示されるように改善します。
◆310 BEGIN
★プログラム起動直後に実行する処理はBEGIN以下に書きます。
◆320 =SET{~+_年月日=_TODAY[1;6]};
★_TADAYの今日の日付けの先頭6文字を~+_年月日に転送します。

(1.2)年月日に当日の年月が設定されその月の分が表示されました。

(3.1)メニューに表示する位置を決めます、提供している「システム支援メニュー」では、一応、更新系は右上の21から、検索系は左上の01からを原則としているので、これに合わせて、位置を決めます。普段使う新家計簿更新は"21"(ZZZZ303021)、家計簿内容更新は"22",家計簿分類別%は"10"とします。
★既に作って有るジョブ名を変更する場合は「テスト メニュー 位置 変更」を使って変更します。
★変更するZZZZ303033を"0"(選択)で選びます。

(3.2)最後の"33"を"21"にします。

(3.3)メニュー位置が変わりました、。同じ方法で、ZZZZ303032をZZZZ303022に、ZZZZ303034をZZZZ303010に変更します。

(3.4.1)次に最初のメニュー上に新たなメニューを設定します。最初のメニューはZZZZ000000の5と6文字目が01から40までの物が表示できます。今回は30とするのでZZZZ300000を作ります。
(3.4.2)ZZZZ300000のメニュー上では7,8文字目が01から40までが表示できます。これも今回は30でZZZZ303000とします。
(3.4.3)更新系のプログラムは誰が更新したのか分かるように認証をXからP(パスワードが必要)に変更します。
(3.4.4)ZZZZ303030とZZZZ303031は廃止ジョブなのでとりあえずテストを"HALT"に変更します。(VER19.1で可能、VER18.1以前はHALTに出来ません)
(3.4.5)ZZZZ303021のメニューの新は不要なので取ります。
(3.4.6)ZZZZ303001に家計簿検索を作りZZZZ303032に家計簿内容検索を作ります。尚、プログラムは更新プログラムをそのまま検索のプログラムとして使うので処理種類を"OUTPUT"としコピー1に更新プログラムを書けば終わりです。

(3.5)ZZZZ010220でメニューをテストに切り替えて先頭メニューを見ると、30に「その他メニュー」が見えます。

(3.6)"30"で30に「家計簿メニュー」が見えます。

(3.7)"30"で「家計簿メニュー」の全ジョブが見えます。実際のシステムではこのようにしておいて実際に使う人に使ってもらって、問題点を洗い出し修正してから本番に移行します。

(3.8)一応、開発者と本番移行者がいる事を想定して本番以降を依頼するジョブを、ZZZZ010240「プログラム本番移行依頼」に作ってあります。今回はそれを使わないで以降してみます。
★テストで作られた情報はデータ辞書とテーブルとプログラムです。プログラムはテーブルが無いとエラーと成るのでテーブルを先に移行し、プログラムを後で移行します。尚、データ辞書はテーブルの移行に合わせて同時に移行されるので、特に対応する必要は有りません。

(3.9)本番関連メニューはZZZZ010400に有り、テーブル移行のジョブはZZZZ010431の「=テーブルを 本番移行」ですので、これを実行します。

(3.10)テーブルの移行は1個づつ行います。最初に「ZZZYAA_家計簿実表」を"0"(選択)で選びます。

(3.11)ここでデータも移行する場合は空白、データは移行しないでテーブルだけを作る場合は"NOT"を選んで実行します。今回はデーターも移行します。
★同じ方法で「ZZZYAA_家計簿内容実表」も移行します。これで、テーブルの移行は完了です。

(3.12)ZZZZ020421の「プログラムの移行はメニューのテストの"TEST"を空白すれば完了です。尚、コピーが設定して有る場合は相手も空白で有る必要が有るので、コピーの相手を先に空白にする必要が有ります。
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