} I言語VER7のインストール手順

★この説明は2010年11月10日現在の物です、ソフトは順次バージョンが上がりますので、なるべく最新をインストールして下さい。
☆オペレーティグシステム(OS)がWindowsXPで、データベース(RDBMS)がSQL Server2008 R2 Express Editionの場合でインストール手順を説明します。
★VER7.29以上をインストールする場合に改定しました(2010年11月10日改定)
(1)コンピュータ名を「I1」または「I2」に変更する場合は以下の処理をします。
★インストール用ファイルを作る場合はこの作業は不要です。
★インストール用ファイルを作らない場合はコンピュータ名が「I1」か「I2」でないとインストールできません。
◎(1.1)「スタート」「マイコンピュータ」上で右クリック「プロパティ」の「コンピューター名」で「変更」ボタンをクリックします。
◎(1.2)「コンピュータ名の変更」「コンピュータ名」で”I1"または”I2"を入れて「OK」ボタンをクリックします。
◎(1.3)「変更を有効にするには、コンピュータを再起動して下さい」の画面で「OK」ボタンをクリックします。
◎(1.4)「システムプロパティ」画面で「OK」ボタンをクリックします。
◎(1.5)「システム設定の変更」画面で「はい」ボタンをクリックし再起動します。
(2).NET Framework3.5 SP1をインストールします。
☆I言語は.NET Framework2.0で動きますがSQL Server2008R2は3.5 SP1が必要なのでインストールします。
◎(2.1)「スタート」「コントロールパネル」「プログラムの追加と削除」で "Microsoft .NET Framework3.5 SP1"が存在すれば(3)まで進みます。
◎(2.2)「スタート」「マイコンピュータ」上で右クリック「プロパティ」の「全般」 「システム」の最下行に"Service Pack 3"があれば(2.6)に進みます。
☆.NET Framework3.5SP1はXPがServicePack3である必要があります。
◎(2.3)"Service Pack 1"または"Service Pack 2"がある場合は(2.5)まで進みます。
◎(2.4)ServicePackが無い場合はMicrosoftのホームページより「IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 2」 (ネットワーク インストール パッケージ)をダウンロードし、インストールしてください。
☆ServicePack3は1か2を事前にインストールする必要があります。
◎(2.5)Microsoftのホームページより「IT プロフェッショナルおよび開発者用 Windows XP Service Pack 3 ネットワーク インストール パッケージ」 をダウンロードし、インストールしてください。
◎(2.6)Microsoftのホームページより「.NET Framework 3.5 Service Pack 1(Full Package)」(- 日本語)をダウンロードしインストールします。
★注意:インストール中にファイルをダウンロードするのでインターネットに接続されている必要があります。
(3)Windows Installer 4.5をインストールします
◎(3.1)Microsoftのホームページより「Windows Installer 4.5」(Redistributable - 日本語)をダウンロードしインストールします。
☆Installerが古いとMicrosoft SQL Server 2008 R2 Express Editionがインストール出来ません。
(4)Microsoft SQL Server 2008 R2 Express Editionをインストールします。
◎(4.1)Microsoftのホームページのダウンロードセンターより「Microsoft SQL Server 2008 R2 RTM - Express」) のSQLEXPR32_X86実行可能ファイル(SQLEXPR32_x86_JPN.exe)をダウンロードし実行します。
(★注意:「Microsoft SQL Server 2008 R2 - Express」のタイトルで2010/04/19公開日の物です)
☆このソフトはSQL Serverの管理ツールは同梱されていません、管理ツールも含めてインストールする場合は下記の方でインストールして下さい。
☆Microsoftのホームページより「Microsoft SQL Server 2008 R2 RTM - Express with Management Tools」 のSQLEXPRWT_x86_JPN.exeをダウンロードしインストールします。
(★注意:「Microsoft SQL Server 2008 R2 - Express」のタイトルで2010/04/22公開日の物です)
(Windows PowerSell1.0等インストールが必要なソフトが要求された場合はインストールして「再実行」をクリックして下さい)
(I言語としては、管理ツールをインストールしなくても動きますが、有れば便利です、マシンに余裕が有る場合はこちらをインストールして下さい)
◎(4.2)「SQL Server インストール センター」で「インストール」の右一番上の「新規インストールを実行するか、既存のインストールに機能を追加します。」をクリックします。
☆(以下、基本的には何も触らないで「次へ」をクリックが基本の操作です)
◎(4.3)「SQL Server 2008 R2 セットアップ」「ライセンス条項」で「ライセンス条項に同意する。」にレ印を付け「次へ」をクリックします。
◎(4.4)「機能の選択」で「次へ」をクリックします。
◎(4.5)「インスタンスの構成」で「次へ」をクリックします。(インスタンス名がSQLEXPRESSとなります)
◎(4.6)「サーバーの構成」[SQL Server Database Engine]のアカウント名の入力位置が空白の場合は右端をクリック[NT AUTHORITY\NETWORK SERVICE]をクリックし「次へ」をクリックします。
☆I言語はSQL Server Browseも必要としますが、ここで、自動にしなくてもI言語インストールで自動に変更されます。
☆SQL Server Database Engineアカウント名が空白の場合は、設定しないと「次へ」がエラーとなります。
◎(4.7)「データベースエンジンの構成」で「次へ」をクリックします。
☆I言語はアカウントを混合モードにする必要がありますが、ここで設定しなくても、I言語インストールで設定されます。
◎(4.8)「エラーレポート」で「次へ」をクリックします。
◎(4.9)「インストール構成ルールで」で「次へ」をクリックします。
◎(4.10)「完了」に「SQ Server 2008 R2 のインストールが正常に完了しました。」となっていれば「閉じる」をクリックで完了です。
(5)I言語VER7をインストールします。
◎(5.1)http://ilanguage.iinaa.net/download.htm/のホームページよりI言語VER7の最新版をダウンロードして下さい。
◎(5.2)ダウンロードしたファイルで右クリック「全て展開」で解凍します。
◎(5.3)解凍されたホルダーに行き「SETUP_JA(.BAT)」を実行します。

◎(5.4.1)この画面は最初の画面で、I言語が表示しています。
◎(5.4.2)ここでインストールファイルを作る場合は’YES'と入力しなおしEnterを押す事で別画面が表示されインストールファイルを作れます。
◎(5.4.3)内容を確認後[Enter]で次の画面に進みます。

◎(5.41.1)インストールファイルを作る場合はこの画面で、セットアップ名とコンピューター名を入力しEnterを押せば、インストールディレクトリ上に"セットアップ名_コンピュータ名.TXT"の名前のファイルが作られます。
★尚、セットアップ名は使用者パスワードの暗号化に使用しますので、同じ組織内では同じ名前にする事を推奨します。

◎(5.5.1)システム名(英字)を決めて入力します、今回は'ABC'をシステム名としました。
★I言語は1個のマシンに複数のシステムをインストール出来ます。
◎(5.5.2)セットアップ名はインストールファイルを作らない場合は'I'です、作った場合は設定したセットアップ名を入れます。
◎(5.5.3)データベース名はMicrosoft SQL Server2008R2 Express Editionの場合は'M2008EX'を入れます。
◎(5.5.4)実行で'YES'を入れて[Enter]で次の画面に行きます。
☆右上にリストボックスが出た場合はそこをクリックするか、PageUp,PageDownで移動し[Enter]でも入力できます。

◎(5.6.1)インスタンス名はMicrosoft SQL Server2008 R2 Express Editionを普通にインストールした場合は'SQLEXPRESS'です。
◎(5.6.2)ファイヤーウォールが"I_"で始まる名前で4個設定されます。ネットワークからの接続をしたくない場合は、インストール後にNETSHコマンドを使って消して下さい。
◎(5.6.3)SQL Serverの認証モードを混合モードでない場合は混合モードに変更されます。
☆I言語はSQLServer認証を使うので、混合モードにする必要があります。
◎(5.6.4)SQLBrowserサービスが起動します。
☆I言語は必ずSQLBrowserサービスを必要とするので、停止しないで下さい。
◎(5.6.5)TCP/IP接続を有効にします。
☆サーバーで動く場合はTCP/IP接続を使用しないので、ネットワークからの接続をしない場合は、無効に出来ます。
◎(5.6.6)管理者ログインIDはデータベース接続時の管理者用IDですSQL Serverの場合'SA'です。
◎(5.6.7)管理者パスワードを2回入れます。
☆SQL Serverの認証モードが混合モードになっていないので、ここで入れたパスワードが新たにパスワードとして設定されます。
☆SQL Serverの認証モードが既に混合モードになっている場合は、SAのパスワードの確認用となります。

◎(5.7.1)システム名称はアイコンに設定する名前です、組織内でユニークな名前に設定します、今回は'ABC'としました。
◎(5.7.2)リンクパスワードとテストパスワードと本番パスワードを2回づつ入れます。
★注意:I言語ではこのパスワードはツール内に隠蔽しているので、知らなくても日常の開発や運用は出来ます、 また、クライアントに公開パスワードをファイルで記憶するので、運用開始後変更する事は大変な作業を伴います、 管理者以外は知る必要がありませんので、絶対に公開しないで下さい。
◎(5.7.3)本番DB本体ドライブ以下のドライブは適宜設定しますが、中規模までは全て同じでも問題はありません、今回は全て'C'としました。
◎(5.7.4)OS認証拒否ですがSQL ServerのデータベースにはSQL Server認証とWindows認証の2種類があります、 I言語ではSQL Server認証しか使わないので、ここでWindows認証(OSの認証)を拒否する設定ができます。 設定した場合使えなくなる物も出てきますので、SQL Serverを熟知していない時は'NO'として下さい。(NOは何も処理しません)
◎(5.7.5)隠し共有取り消しはWindowsOSでは全てのドライブが隠し共有としてネットワークに設定されており、 サーバーの管理者パスワードを知ればネットワークから全ての情報にアクセス出来てしまいます、 そこでこの隠し共有を全て取り消すことができます。ただし、隠し共有を使っているソフトもありますので、 'NO'とされた方が無難です。(NOでは何も処理しません)
◎(5.7.6)ゲスト開放では'Guest'を開放します、セキュリティ上の脅威が増えますので、 通常は'NO'とされた方が無難です。(NOでは何も処理しません)
☆XPで調査した限りでな'NO'でも問題なく動きます、昔NT4.0で問題が有ったので、そのまま残してあります。
◎(5.7.7)実行で'YES'でインストールを開始します。
◎(5.7.8)エラーが無いとNEXTで止まるので[Enter]で次に行きます。

◎(5.8.1)ツール用管理者パスワードを変更する画面を立ち上げるため'YES'で[Enter]します。
★注意:このパスワードは誰もが知りえるので、ここで必ず'YES'で変更してください。)
◎(5.8.2)ツール用管理者の使用者はZZZZZZZZとZZZZZZZYの2人分あります、 ZZZZZZZZは許可ZZZZの管理者で許可ZZZZはシステム全体の管理用です、よって、ZZZZZZZZはシステム全体の管理者用です。 一方、ZZZZZZZYは許可ZZZYのみの管理者用です。

◎(5.9.1)使用者と旧パスワードと新パスワード1/2と新パスワード2/2を入力後必ず[Enter]して下さい。
◎(5.9.2)上の画面で'3'[Enter]で修正が出来ます。
◎(5.9.3)ZZZZZZZZとZZZZZZZYの2人分を必ず変更下さい。
◎(5.9.4)処理後この画面を終了([ESC]で終了)し元の画面上で[Enter]して下さい。

◎(5.10.1)I言語は基幹システム運用までを想定しているので、ここで、システムの細かな設定をします、 インストール後でも変更出来るので、今回は変更しないで'NO'と[Enter]で次に行きます。

◎(5.11.1)ここでカレンダーの初期値を設定します、これも今回は変更しないで'NO'で次に行きます。

◎(5.12.1)共有名が2個設定されています、セキュリティ確保のためEveryoneには読み込みのみ設定を手動でします。
(OS毎に初期設定状況が違います、XP以降はそのままでも問題は無いです)
◎(5.12.2)時間起動最新状態表示とシステム起動状況は'YES'で実行します。
★注意:システム起動状況処理中に「この種類のファイルで有れば常に警告」の画面が出た場合、必ずレ印を消してから[実行]をクリックしてください。
理由:時間起動で該当バッチファイルやプログラムを実行しますが、サービスから起動した処理は警告画面が表示されないので警告をさせると、時間起動された処理が待ち状態になってしまい先に進みません。
★注意:システム起動状況では時間起動を起動していないので「NEXT TIME  ERROR」のエラーが表示されますが問題はありません。
理由:評価用ですのでとりあえず時間起動はしません、本番運用をする場合は朝の立ち上げ処理を実行すればこのエラーは出なくなります。
(尚、この2個の処理はスタートアップに登録されているので、次回よりログオン時に立ち上がります、評価目的であれば不要ですので、スタートアップのI7SERVER_システム名_01とI7SERVER_システム名_02を別の場所に移動してください)
◎(5.12.3)次にメニューを立ち上げるので'YES'で[Enter]します。
◎(5.12.4)朝の立ち上げ処理を実行できますが、今回は実行しないで'NO'の実行で画面が閉じて終了します。
(尚、朝の立ち上げ処理を実行した場合はカレンダーに合わせて、次の稼動日に朝処理の起動予約もされます。)

◎(5.13.1)システム起動状況は時間起動を実行していないのでエラーのなるのが正解です。

◎(5.14.1)この画面が上がっていればインストール成功です。
☆'88'入力で、I言語のヘルプが表示されるので、読んで下さい。
☆4行目の黄色の表示は通常は表示する必要が無いので、インストール後にZZZZ010421の「本番 全プログラムの更新」で使用者ZZZZZZZZで入りZZZZ000098とZZZZ000099の「テスト」を'HALT'に変更して消して下さい。
(6)正しくインストールされた事を確認してみます。

◎(6.1)デスクトップ上に上記アイコンが登録されます。
☆これはall users上のデスクトップに登録されているので、全てのユーザーで表示されます。

◎(6.2)「スタート」「全てのプログラム」に上記のようにメニューが登録されます。
☆これはall users上のスタートアップに登録されているので、全てのユーザーで表示されます。

◎(6.3)「スタート」「全てのプログラム」「スタートアップ」に上記のようにメニューが2個登録されます。
☆これはサーバー管理用画面です、..._01がエラー発生時にエラーを表示のため、サーバーで常に表示されます。..._02はサーバー立ち上げ時用で、時間起動処理が正常に設定されているかチェックし正しいと画面を閉じます、正しくない場合はエラーを表示します。

◎(6.4)「スタート」「マイコンピュータ」上で右ボタン「管理」で「コンピュータの管理」「サービスとアプリケーション」の+をクリック、「サービス」をダブルクリックで、”I7SRVC"が登録され自動起動しています。
☆これはクライアントソフトのバージョンアップを含むファイルの送受信、クライアントからサーバーのバッチファイルの起動に使います。

◎(6.5)「スタート」「コントロールパネル」「セキュリティセンター」「Windowsファイアウォール」「例外」に "I_"始まる名前が4個作成されています。
◎(6.6)「スタート」「マイコンピュータ」「ローカルディスク(c:)」にファイルフォルダー「I」が出来ています。
☆I言語関連のファイルはどのドライブにおいても全てI以下のフォルダー内にファイルが作られます。
★I言語固有でレジストリが変化するのは基本的にはサービスの登録だけですので、アンインストールする機能はなくアンインストールするには、 データベース側の登録を全て消し(Microsoft SQL Server Management Studioをインストールして消します、 消すものは先頭が'I_システム名'の物でインストール直後の場合はデータベースが8個、セキュリティ内のログインが16個、 サーバーオブジェクト内のバックアップデバイス16個です)、 サービスを消し(C:¥I¥FILE¥SERVICE¥REMOVE.BATを起動で消えます)、全てのドライブのIフォルダー以下を全て消します。

(7)クライアントインストールの手順。
★ネットワークを通じてクライアントから接続する場合次の作業をします。
◎(7.1)ネットワークにI言語をインストールしたサーバーマシンと.NET Framework2.0をインストールしたクライアントマシンを接続します。
☆ネットワークはTCP/IPプロトコルで接続します。
◎(7.2)サーバー側で「スタート」「コントロールパネル」「ネットワークとインターネット接続」 「ホームネットワーク又は小規模オフィースネットワークをセットアップ又は変更する」で 「ネットワークセットアップウイザード」を実行します。
☆ワークグループ名はネットワーク内で全て同じにした方が良いです。(「スタート」「マイネットワーク」で全て見られるようになる)
★無効にするではなく有効にするの方ですから間違えないようにして下さい。
☆共有フォルダー'I'をネットワークから見られるようにする為です。
◎(7.3)クライアントで「スタート」「ファイル名を指定して実行」で'¥¥i1'または'¥¥i2'で[Enter]します、 ここで、パスワードの要求が来た場合は(7.2)がしてない場合か、サーバーと同じIDでかつパスワードが異なる場合です、 また、接続が拒否される場合は原因を取り除いて下さい。
◎(7.4)クライアントで新たに表示された画面のフォルダー'I'上で右クリック「ネットワークドライブの割り当てで」「完了」をクリックします。
☆2009年05月17日以前の物は、ここでアクセスが拒否されます、最新をインストールしなおすか、 サーバーのコマンドプロンプトで'CACLS C:¥I¥FILE¥SHARE /E /T /C /G Everyone:R'を実行してください。
★ネットワークドライブに割り当てないとインストール出来ません注意下さい。
◎(7.5)クライアントで新たに表示された画面で「Windows]をダブルクリック後'SETUP_システム名_JA_ZZZZ(.BAT)'を起動すると、 ディスクトップとスタートメニューにアイコンが出来クライアントインストールは完了です。
All Rights Reserved, Copyright (C) 2009-2010 Nobumichi Harasawa.